神棚の設置
神社から頂いてきた御神札を家にお祀りする際に必要となるのが神棚であり、家庭における神聖な場所です。昔は御神札を大黒柱に貼ったり、そのまま立てかけてお祀りしていましたが、感謝の念を表し,より丁寧にお祀
りするために神棚を設けるようになりました。
神棚をお祀りする場所ですが、一般には家の中の明るく清浄な場所で、神棚の下をあまり頻繁に人が出入りしないところ、部屋は居間や茶の間が良いとされています。いけないのはトイレの側や神棚の上がトイレや水場である場所です。神棚は北か西に設け、南や東に向くようにしますが、特にお勧めするのは北西です。北西は高貴な方位と言われ「天門」と呼ばれる神様の方位だからです。しかし、神棚をお祀りしたくても住宅事情によっては設置出来ない場合もあります。最近では簡易的な神棚も
ありますので、そちらを選ばれるのも良いでしょう。
それでも神棚が設置出来ない場合には、タンスの上などを綺麗にしてそこに御神札をお祀りしてください。スペースに余裕があれば米・塩・水をお供えしてください。
お祀りする御神札は、伊勢神宮の大麻、そして地元の氏神さまの御神札です。また お好きな神社や、旅行先でいただいた神社の御神札などです。もちろん初宮詣でや厄除けの御神札などもご一緒にお祀りください。
御神札のある暮らし
トイレお札
キッチンお札
玄関お札
日本には「八百万の神」と言われるように、多くの神様がいらっしゃります。 家庭の中にも玄関神・井戸神・便所神・竈神などがいらっしゃり、我々の生活に欠かせない場所をしっかりと御守くださっています。私たちの祖先は、家の要所に神様の存在・魂を
感じ、神様を常に意識して暮らしてきました。物には魂があると言われるように、家にも魂が宿っています。
御神札をお祀りすることにより、家の魂をもお祀りすることにつながります。神社によっては、社札の他に玄関札・トイレ札・台所札・竈札・鬼門札など様々な御神札を頒布しています。生活が便利になりすぎたがゆえに、家の中に神の魂を感じずらくなった
我々も、古人がしてきたように家の要所に御神札をお祀りし、家の魂をお祀りするのも大切なこと です。
特に神棚を設けなくても、トイレや玄関などの窓辺に御神札をそっと置くだけでも 充分です。そして、毎日感謝の意を込めてお参りすれば、家の中の神様もお喜びになることでしょう。
神棚はこちらで販売(通販)しております。
有限会社 神栄
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